岬にて待つ

船に乗りて~

下町ってる

安易に名前をつけてはいけない。カテゴライズすることで本質への理解へ遠のいてしまう可能性があるから。よくわからないものはよくわからないままでいいこともある。しばらくして、あああれはそういうものだったんだなと理解するくらいでいい。

遊ぶ約束をしていたら限界遅刻をかまされて2時間ほど時間を潰している。集合地の最寄りの喫茶店に入った。外観がボロボロだったけど内装はリノベーションされていてきれいな店だった。

ぼんやり店を見渡すと、おばあちゃんの集団が全員クリームソーダを飲んでいた。ナンバガの日常に生きる少女を思い出した。このババア共もきっと半世紀も前は日常に生きる少女だったんやと。なんか夏なのか。