岬にて待つ

船に乗りて~

限りある

2021だ。新生活を始める予定。不安は少しあるがまぁきっとなんとかなる。いずれ実家がなくなるという結構ウケる事実がある。帰る場所がなくなったとき俺はどういう気持ちになるのか結構に気になる。なんやかんやあり年末年始は結構久々に家で過ごした。数年ぶりに母と母の作った飯を食った。うまかった。引っ越したらユニットバスになるので湯船のありがたみを噛みしめるようにしっかりめに浸かっている。

生活が変わっていく。人も変わるし、マスクをつけないで外に出るなとかSFな世界にもなった。高校からの友人と話していて、クソ映画っぽい映画をその友人たちが見たいと言っていて結構本気で「ああこいつらインプットもないし感性が終わってんな」と思ってしまった。いや終わってんのは俺なんだけど。インプットがよかろうと一社会人である我々にはなんの影響も及ぼさないし。

元々俺も彼らも高校の頃、映画を見るタイプの人間ではなかったけど、俺がある程度見るようになったからかもしれない。俺の友人の中では既婚者&同棲していると一番まっとう人生を歩んでいる友人たちであることもあるし、これが一番大衆向けに近いく、満たされている人間の感性か。。と自分を納得させた。尖っていた人々も守りというか身を固めるとこうなっていくのかもしれない。俺はそれになれないのでだめかもしれない。さようなら。